呼吸器内科

当クリニックでは気管支喘息、COPD、咳嗽、息切れなどの呼吸器の病気に対し、急性期から慢性期まで専門医レベルでの適切な治療を提供いたします。

気管支喘息・咳喘息

気管支喘息では、気管支に慢性的な炎症が起こっていることが分かっています。3週間以上続く咳やゼーゼー・ヒューヒュー音がする、また毎年かぜをひいた後などに咳が残る様な場合に喘息を疑います。当院では呼気中一酸化窒素測定(FeNO)を用いて、正確に診断を行います。

COPD

日本におけるCOPDの発症率は40歳以上で高く、その患者数は530万人以上といわれています。COPDにかかると、風邪をひいているわけでもないのに咳(せき)や痰(たん)が出ます。病状はゆっくりと進行していき、いつもは楽にのぼっていた坂道や階段で今まで感じなかった息切れを自覚するようになります。また肺悪性腫瘍(肺がん)を合併することがあり、注意深く経過観察する必要があります。

長引く咳

咳は、もともと肺や気管支の中に外から入ってきた異物を取り除こうとする防御反応です。原因は感染・非感染と非常に多岐にわたるため、治療を受けているのにも関わらずなかなか治らないことも珍しくありません。長引く咳は原因の特定が大切で、適切な診断のために「問診」「診察」「検査」が必要となります。咳の原因は心臓の病気の場合もあります。

以下のような症状がある場合には、お早めに呼吸器内科を受診されることをお勧め致します。

  • 咳やたんが続いている。
  • 風邪をひくと咳が長引く。
  • 咳止めを飲んでも、咳が止まらない。
  • 「ゼーゼー、ヒューヒュー」と音がする。